木造でも大開口が計画できます

木造建築の多くが軸組構法で建てられますが、開口の面積が制限されます。
大開口や多くの開口数が計画できる解決策をご提案します。

耐力壁の補強

木造建築の軸組構法は、柱と梁で自重や積雪などの鉛直力に耐え、地震などの水平力からは耐力壁で抵抗しています。 建物の壁量計算を行い、開口面積の最大量と必要な耐力壁の壁倍率を算出します。 最大量を超える開口面積の場合、耐力壁の壁倍率を高めることで、少なくなる面積を補います。 通常は筋交いを使いますが、構造用合板などの面材耐力壁で太鼓張りなどで補強張りをして壁倍率を高めることで、広い開口に対応できます。

明るく開放的な空間に

サッシやカーテンウォールなどの開口は、採光、自然換気、屋外の眺望、冬季の日射取得などの役割を持ちます。 また外部からは、建物のファサードデザイン、屋内用途の把握や展示物のアピールなどの役割を持つ大事な要素です。 建物の用途に応じて開口計画を検討いたしますのでご相談ください。

木造ラーメン構法

さらに大きな開口をご要望な場合は、木造ラーメン構法で開口まわりを構成することで大開口を計画できます。 耐力壁で水平力確保の軸組構法に対し、木造ラーメン構法は接合部を強くすることで柱・梁だけで水平力に耐えるフレームを形成します。 耐力壁がないため大きな開口や広い空間を木造で実現できますが、柱や梁のサイズが大きくなるため、軸組構法に比べて構造コストがアップします。

木を使ったカーテンウォール

当社オリジナルの「四季スクリーン」は木とアルミの複合カーテンウォールです。 建物内部はタモ・ナラなどの集成材の木を使い、日射や風雨の影響を受ける外部はアルミ型材で構成しています。 吹き抜け部分やエントランスなどでの大きな開口まわりでも木を演出できます。

CONTACT

 資料請求・お問い合わせ

事業やサービスについてなど、
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ