(例)施工の流れをご覧ください。
建物ライフサイクルの中で最も多くのCO2を
排出するのは建設時です。木造は、鉄骨造や
鉄筋コンクリート造に比べ、原料調達や製造時に
おけるCO2排出量が少ない構造です。
森林で光合成により大気中から吸収された
CO2は木材として使用されている間は炭素
として固定され続けます。つまり身の回りに
木材が多くあるほど温暖化防止に貢献する
ことになります。
軽量な木造は、鉄骨造に比べて基礎工事を
小規模に設計できます。そのため建築資材の
使用量を減らし建築費と工期を抑えられます。
断熱性に優れる木はその熱伝導率の低さは
鉄の200分の1です。結露をおこしづらく、
カビ・ダニの発生を抑えます。
呼吸するといわれる木材は、空気中の温度が
高ければ水分を吸収し、低ければ放出する
調湿機能を持っています。内装が木造現しの
場合、心地よく爽快な空間を作り出します。
木を見たり触れたりすることでやすらぎを
与えるといいます。スギの香りを嗅ぐことで
血圧が低下するなどストレスの緩和にも繋がります。
PREST WOODは、鉄骨造と同レベルの中間柱のない広い空間を、一般流通材で可能にした木造建築です。
大断面集成材を採用しなくても、軸組みをトラスと構造用合板を組み合わせることで大空間を実現します。
PREST WOODの構造は、株式会社ATAが開発した「ATAハイブリッド構法」により構成されています。
木材と鋼製の張弦材を独自の金物で接続したトラスにより、広い無柱空間を作り出します。
建物規模や用途に応じて様々なタイプのトラスをご用意しています。
お客様のご要望をヒアリングさせていただきトラスプランをご提案いたします。
■ 山形トラス
TMタイプ(切妻屋根)16~21m
TWタイプ(切妻屋根)21~40m
■ 張弦梁トラス
KMタイプ(片流れ屋根)16~21m
YMタイプ(緩勾配屋根)11~16m
梁と梁受金物をドリフトピンで固定
トラス端部
タイバーにクレビスを取り付け
トラス組み完成
柱下ほぞ穴
束下端
梁受金物にスリットの差し込み
柱脚金物に
束下端見上げ
ドリフトピンで固定
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